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◎ ◎ ◎  紙の折り方の呼称を統一しよう!!! ◎ ◎ ◎ 
(紙の折り方は様々あります。言葉だけで通じるように呼称の表を作りました。ここをクリック PDFです。)


単価改定のお願い 全日本製本工業組合連合会・神奈川県製本工業組合より PDF


 

古事記の本文と訳文

天地初發之時。於高天原成神名。天之御中主神【訓高下天云阿麻下此】
次高御産巣日神。次神産巣日神。此三柱神者。並獨神成坐而。隱身也。
次國椎如浮脂而。久羅下那洲多陀用幣琉之時【琉字以上十字以音】
如葦牙因萌騰之物而。成神名。宇摩志阿斯訶備比古遲神【此神名以音】
次天之常立神【訓常云登許訓立云多知】此二柱神亦獨神成坐而。隱身也。
上件五柱神者。別天神。

天地が初めてできたとき、高天(たかま)の原に現れた神の名はアメノミナカヌシノカミ (天之御中主神)。
 次にタカミムスヒノカミ(高御産巣日神)。 次にカミムスヒノカミ(神産巣日神)。
 この三柱の神は、みんな独神(性別がなく単独の神)で、身を隠された。 
 次に日本国が若く浮いた脂のように、クラゲのように漂っているときに生まれた神の名は、
ウマシアシカビヒコヂノカミ(宇摩志阿斯訶備比古遲神)。
次にアメノトコタチノカミ(天之常立神)。
この二柱の神もまた、独神となって、身を隠した。
以上の五柱の神は、天つ神の中でも特別の神である。

 紙による情報伝達

人間が昔の事を調べる時、絵や文字を探します。それらは壁画、石板、皮、紙などに書かれた絵や文字によるでしょう。
多くの情報を伝達する媒体として文字が形成されて以降、色々な物に文字を書き込みました。
紙が発明される前は、石板、皮、パピルスや絹に書きました。しかし経年変化や材料の価値などにより残るものは僅かでした。
紙は紀元105年、後漢時代に「蔡倫」によって発明されました。材料が手に入りやすく、量産ができ、加工のしやすい紙により、
より多くの情報が現在に伝わるようになりました。
わが国最古の書物は615年ごろ聖徳太子が書かれた「法華義疏」4巻のようです。
古事記は、天武天皇により、帝紀(天皇の系譜)と旧辞(古い物語や出来事)をよく調べ、
誤りを正し真実を後世に伝えるために編纂された書物です。
完成は、元明天皇の時代、712年(和銅5年)正月28日です。

神奈川県製本工業組合とは

文字や紙の発明、そして印刷の発明により大量の書物が出来るようになり、それらを綴じる技術も発達しました。
糸で綴じる、針金で綴じる、接着剤で綴じるなど、さまざまな方法が生み出されました。
製本業は印刷されたものを最終的な形にする、加工業です。
『綴じる』を基本に、切る、折る、表紙を造る、等々を行います。
神奈川県製本工業組合は、これらを極めた神奈川県内の『匠』の技術者集団です。

神奈川県製本工業組合
理事長  伊藤 粛仙
〒220−0021
横浜市西区桜木町4−20−1
TEL 045−228−9228
FAX 045−228−9286


メールアドレス seihon-kanagawa@trust.ocn.ne.jp
管理人メールアドレス seihon3ei@jcom.home.ne.jp

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